伝説の漫才師・浮世亭ケンケンさんが語る“失踪事件”の真相

公開日: 更新日:

“伝説の漫才コンビ”と呼ぶお笑いファンも多い。74年に結成された浮世亭ケンケン・てるてる。息が合った掛け合いの妙などハナから無視し、ツッコミが一方的にしゃべくる超過激な漫才が見る人を圧倒、大爆笑を呼んだ。本日登場はその片割れのケンケンさん(65)。スピード感あふれるツッコミが今でも鮮やかによみがえる。さて、今どうしているのか。

 3月、NHKのBSプレミアムで「たけしの“これがホントのニッポン芸能史”」なる番組が放送され、そこで漫才ブームの立役者のひとり、元B&Bの島田洋七が「ケン・てるが先に世に出てたら、B&Bはケン坊のモノマネでおしまいだった」と証言していた。ことほどさように、浮世亭ケンケン・てるてるはお笑い界の内部にいた人間にもとてつもなく大きな影響を与えた。

「放送前に洋ちゃん(洋七)から“NHKから取材を受けて、ホンネをしゃべったから”と電話があったんだけど、その番組、見てないんですよ。昔の自分が恥ずかしくてね。ええ、洋ちゃんとはもう40年以上のつきあいでしょうか」

 JR東中野駅西口から歩いて4分の居酒屋「リズ」で会ったケンケンさん、まずはこういった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝