脱1ケタ望み薄…綾瀬はるか「わたしを離さないで」の敗因

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 下馬評では、1月スタートの連ドラで一番期待が高かったTBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」が、蓋を開けてみれば初回視聴率6.2%(以下、数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と撃沈してしまった。

 原作はカズオ・イシグロの世界的ベストセラーで、脚本は「JIN」「天皇の料理番」などヒット作を連発している森下佳子、しかも主演が“視聴率女王”ともいわれる綾瀬はるか。第2話以降も6.2%、7.7%と持ち直すことができず、最低でも2桁の視聴率をもくろんでいた局側はショックを隠せない。

「何しろ金曜ドラマ枠では昨夏、ほぼ無名の芳根京子を起用した『表参道高校合唱部!』の6.6%を下回る過去最低視聴率。裏番組で2週続けてジブリ映画が放映された不運を差し引いても、テレ東さえも下回る同時間帯最低の数字は想定外でした。連ドラで最も大事な出はなをくじかれてしまっては、よほどのことがない限り2桁は望めっこないと現場は諦めムードが漂っています」(テレビ関係者)

 好感度女優の綾瀬はるかを初めて連ドラ主演に起用したTBSも綾瀬自身も、相当な意気込みで臨んだことは番宣を見ればわかる。初回放送当日は綾瀬がTBSを番組ジャック状態。早朝の「あさチャン!」から「ビビット」「ひるおび!」「Nスタ」に立て続けに出演し、ドラマ放送直前に放送された人気バラエティー「ぴったんこカン・カンスペシャル」にはゲスト出演。

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