春香クリスティーン 出席日数が足りず上智大学「中退」へ

公開日: 更新日:

 タレントの春香クリスティーン(24)が今年度で上智大学を中退することが本紙の取材でわかった。

 春香は92年、スイス生まれ。日本人の父とスイス人の母を持つハーフで、08年に16歳で単身来日。10年に上智大学文学部新聞学科に入学後、趣味である「政治家の追っかけ」が高じて異色の政治オタク女子大生として注目を浴び、タレントに本格転身。最近はバラエティーだけでなく、情報番組などでコメンテーターとしても活躍している。

 勉強と仕事の合間を縫って国会に通ったり、政治関係の勉強会にも出席していたが、仕事を優先するために11年から2年間は大学を休学。13年10月に復学した当時、スポーツ紙のコラムでは「お仕事との両立は大変ですが、ぜったい卒業しますよ!」「(大学は)合計12年在籍できるらしいです」「2020年の東京五輪までにはなんとか……」と卒業に意欲を見せていたが、ゼミや卒論どころか出席日数がぜんぜん足りず、中退の道を選んだようだ。

■レギュラー番組は10本以上

 それもそのはず――。若者の政治離れが進む中で、政官要覧や松下政経塾出身の国会議員を顔写真付きで期別にまとめたオリジナル資料を持ち歩き、日本の歴代首相の写真を部屋の壁一面に張って暮らしているという春香の稀有なキャラクターはテレビで重宝され、現在のレギュラー番組は「情報ライブ ミヤネ屋」(日テレ系)、「アッコにおまかせ!」「Nスタ」(TBS系)、「すイエんサー」(NHK)、「おはスタ」(テレビ東京系)など地方局も含めると10本以上。早朝や地方の生放送も多く、先月はNHK「日曜討論」にも出演。これでは大学に通う暇もないのも納得である。

 所属事務所のホリプロは「とくにコメントはありません」(広報担当)とのこと。今後は参院選のタレント候補としても名前が挙がりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ