舞台で死ねたら…芸歴43年「ザ・ぼんち」の漫才は体力勝負

公開日: 更新日:

 12日、新宿の「ルミネtheよしもと」で35年ぶりに東京で単独ライブを行う「ザ・ぼんち」。言わずと知れた80年代の漫才ブームの立役者でもあるが、ブーム終焉と共に86年に解散。ぼんちおさむ(63)はドラマ「はぐれ刑事純情派」で役者として活躍、里見まさと(63)は別のコンビを結成するも01年に解散。2人は03年に再結成する。そんなベテランは今のお笑い界をどう見ているのか――。

  ◇  ◇  ◇

里見まさと(以下、ま) 今の若手も中堅も、みんなすごいですよ。うまいし、よう考えてる。

ぼんちおさむ(以下、お) 若手はネタよう考えて勉強して作ってるわ。

ま 突き上げられてますよ、われわれ。ところてんみたいにキューッて押されて、網の外にしがみついてるけど、足すべったらあと落ちるだけやもん。

お その代わり、握力は強いからなかなか落ちんで(笑い)。

ま 靴もすり減ってツルツルやで。

お もう手の形が変わるくらい網を握りしめてる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ