「OUR HOUSE」も大惨敗 フジ日9ドラマまた失敗のお粗末

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 ここ数年、絶不調のフジテレビドラマの巻き返しをはかって新設した枠が“日9”。17日から同枠で「OUR HOUSE」がスタートした。

 シャーロット・ケイト・フォックスが4人の子どもたちと家族になっていくホームドラマ。その子どもの主役は、しっかり者の長女・芦田愛菜(なんと中学生の役!)。他に子ども店長で人気だった加藤清史郎、寺田心ら人気子役のオンパレードである。

 母親の死から半年、初めて日本に来たシャーロットを父親が紹介するシーンでは、シャーロットが「(4人の母親になるなんて)わたし、ムリ!」と言い、愛菜が「こっちだってムリ!ていうか、ナニジン!?」と初対面からやり合う。

 その後も言い合いばかりで、愛菜がついに「いいから出てって! GET OUT!」と超怒る。つまり、回を追うごとに、母親代わりの娘と新しい外国人ママが反発しながらも、仲良くなるという古くさ~い設定だ。

 期待されたが、視聴率は4.8%の惨敗! 一方、同じく1話目だった裏番組の「99.9」(TBS系)が15・9%。なんと初回でトリプルスコア以上。これはどちらがおもしろいか判断する以前に“松本潤で弁護士が事件を捜査する設定”と“芦田愛菜とシャーロットで家族もの”という予備知識だけで差がついたのだろう(TBSは検事のキムタクが捜査するフジ系の「HERO」から松本潤が捜査する弁護士をひらめいたか?)。

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