映画宣伝の常識変えた 「この世界の片隅に」ヒットの背景

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 おそらく、主人公・すずの声を担当したのん(23)が、影響しているのは間違いないだろう。もともと、のんは「能年玲奈」の名で活動していたが、所属事務所からの独立騒動で露出が激減。改名した上で、出直しを図っているが、民放などは所属事務所に気を使って“腫れモノ”扱いしているのである。

 だが、SNSが全盛の時代において、名作であればツイッターなどを通じて、評判はドンドン拡散していく。芸能界の“事情”なんて関係ないのだ。映画批評家の前田有一氏はこう言う。

「今年は映画のプロモーションが大きく変わった1年だったと思います。『シン・ゴジラ』も『君の名は。』も、SNSを通じて評判が広がっていった。一方で、テレビや雑誌に出まくり大きな宣伝費を投入したにもかかわらず、大コケしたものもある。日本の映画界にとってはいいことだと思います。質が良くなければ、口コミも広がりませんから」

 観客の目は正直である。

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