D・フジオカに勝算あり 報道番組初挑戦も事務所に成功例

公開日: 更新日:

 4月から鳴り物入りで始まる「サタデーステーション」(テレビ朝日系、土曜21時)で報道情報番組に初挑戦する俳優で歌手のディーン・フジオカ(36)。人々に影響を与える「インフルエンサー」という立場であれやこれやコメントするという。出番は不定期だが、メーンMCの高島彩(37)と並べば、それはもう大層華やかなニュース番組になるであろう。

 もっとも、役者の報道番組はタブー視されている。イメージ商売だし、米国とは違って、日本の芸能界は政治的発言を好まない風潮もある。スケジュールだって押さえられてしまう。「落ち目ならまだしも、売り時は躊躇する仕事」(芸能プロ関係者)と敬遠する声もある中で、人気絶頂のディーンの挑戦はズバリ、「勝算あり」だ。

■成功のカギ握る3人の美女とは

「ディーンの所属事務所であるアミューズには、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で曜日キャスターを務めている板谷由夏がいる。彼女の場合、ZEROの出演はマイナスになるどころか知名度アップにつながり、女優の仕事も増えた。アミューズは俳優業と両立させるノウハウを持っているといえるでしょう。しかも4月からはホラン千秋も夕方のニュース番組『Nスタ』(TBS系)の新キャスターに抜擢されている。局は異なるものの相乗効果が期待できるし、さらにいえば、民放3社とより太いパイプも築ける。他社ながらうまい戦略だと思います」(前出の芸能プロ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?