1年のミソギ経て…カトパンが日テレデビューを決めた背景

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 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子(31)が、古巣以外の番組出演が報じられた件。フリー転身から丸一年経っての他局デビューである。カトパンと同じく局の看板アナだった羽鳥慎一(46)が、日本テレビ退社直後から間髪入れずにテレビ朝日の朝の情報番組を任されたことを考えたら、すこぶる遅い。一体、なぜか。

女子アナの場合は古巣への義理立ての意味もあり、フリー転身直後の1年間は他局への出演を控えるといった業界の慣例がある。カトパンの場合は分かりませんが、テレビ局と覚書を交わしているケースもあります」(民放キー局関係者)

 つまり、他局NGの制約がなくなったこの4月からが本当の意味で勝負となるわけだ。カトパンが初陣を飾るのは、3日放送の「しゃべくり007 春の2時間スペシャル」(日本テレビ系、21時)。くりぃむしちゅーやネプチューンといったレギュラー陣に突っ込まれながらトークを展開するわけだが、さんま相手にそつなく番組を仕切れるのだからお手の物だろう。

 そうして弾みをつけた後には、「同じく日テレ系のトーク紀行番組『アナザースカイ』の出演が決まっている」(芸能関係者)。いずれも人気番組だけに、「あまたのオファーから精査に精査を重ねた上で引き受けた2本でしょう。週間視聴率3冠王の日本テレビというのも手堅い選択ですね」(前出の芸能関係者)。

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