著者のコラム一覧
本村凌二

早稲田大学特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)、西洋古代史専攻。1947年、熊本県生まれ。著書に「愛欲のローマ史」(講談社)、「ローマ帝国 人物列伝」(祥伝社新書)、「競馬の世界史」(中公新書)などがあり、今月3日に少年期からこよなく愛したファンとして「裕次郎」(講談社)を上梓。

若者の心に東京への思慕を再生産する原動力だった

公開日: 更新日:
石原裕次郎とまき子夫人(北原三枝)/(C)共同通信社

 若くして脚光を浴びたせいで、裕次郎は慶応大学を中退し、俳優の道を歩みだす。それでも「俳優は男子一生の仕事にあらず」とうそぶいていたから、どこかに居心地の悪さを感じていたのかもしれない。「自分とは別の人間がつくりあげられていく」ことについて、戦争で敵弾に当たって一度死んで? 生き… 

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