スカウト狙うも 石出奈々子が語るAD時代「下着を裏返し」

公開日: 更新日:

 女性のADも多く、みんな頑張ってディレクターを目指してた。「生半可な気持ちではできない仕事だし、私は出るほうのタレントをやりたい」と考え直し、制作会社は1年で辞めました。

 その後、タレント養成所に通いましたが、養成所のお金を払うため飲食店のバイトを掛け持ち。タレントの仕事は通販番組のリポーターをやってクビになったり、結婚式の司会をやったりとその程度。そのあとに今の事務所に入って、やっとモノマネを始めるようになったんです。

とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出た時に、勤めてた制作会社の先輩がたまたま見ていて、「えっ!」と驚いたらしい。タレント志望とは言ってなかったから。すぐに電話をくれて「ちょっとでも売れたらウチでたくさん使うから、それまで頑張れ」と言ってくれた。最近、その会社から仕事をもらえたんですよ。すごいうれしかった! 制作会社には感謝です。作る側の大変さを知ったのはタレントとしても大きい。これからも頑張りますので、よろしくお願いします!

 (聞き手=松野大介)

☆いしで・ななこ 1984年9月、千葉県松戸市生まれ。明治学院大学卒。テレビ制作会社やリポーター等を経てピン芸人デビュー。今年の「R―1ぐらんぷり」(フジテレビ系)決勝で3位になり話題に。バラエティーやモノマネ番組等で活躍中。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」