巨匠・大林宣彦監督 余命6カ月末期がんから奇跡回復の源
末期がんを患いながら、余命宣告を蹴散らすように生き続け、社会復帰した芸能人は他にもいる。たとえば欽ちゃんファミリーの「コニタン」こと、俳優の小西博之(57)。45歳だった2004年、末期の腎臓がんで余命宣告を受けながらも、「がんも自分の細胞」と前向きにとらえ、9時間にも及ぶ摘出手術に耐えた。復帰後は年に100回もの講演を行い「がんは3人に2人は治る病気」と訴え続けている。
小西といい、今回の大林監督といい、その前向きパワーが、がん闘病中の者たちを勇気づけているに違いない。