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小原玲動物写真家

1961年、東京生まれ。茨城大学人文学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンを経て、フリーランスの報道写真家として活動。アザラシの赤ちゃんとの出合いを機に動物写真家に転身。新著は北海道でのみ生息し、雪の妖精とも呼ばれる体長14センチの小さな鳥「シマエナガ」を追いかけた写真集「シマエナガちゃん」(講談社ビーシー)。

ろくに生活費入れずに借金 それでも「夫婦円満」の秘訣は

公開日: 更新日:

 2017年のタレント写真集は乃木坂46が席巻中だが、動物モノは「鳥」だ。体長14センチの日本一小さな鳥・シマエナガの生態を収めた写真集「シマエナガちゃん」(講談社ビーシー/講談社)が起爆剤となり、続々と出版されている。ブームの火付け役は、同本の著者で第2弾「もっとシマエナガちゃん」(同)を上梓した動物写真家の小原玲氏(56)。サラリーマンには縁遠い動物写真家は一体、どのような生活を送っているのか。

 小原氏はこの2年ほど、北海道に生息するシマエナガを集中的に追いかけている。これからの時季は真っ白で真ん丸とした姿の成鳥となり、雪の景色と相まったフォトジェニックな一枚を狙う。3日間も調整できれば、自宅のある愛知県から北海道へ飛ぶ日々だが、最も繁忙期は6月、7月。

「シマエナガの巣立ちに加え、昔からウオッチし続けているホタルの撮影で九州にも行く。1年365日、半分近くは留守にしています」

 一家5人家族。二十歳の浪人生である長男、養護学校の高等部3年に在籍する次男、そして多感な中学2年生の末娘。「名実ともに我が家の大黒柱」とあがめる妻は、作家の堀田あけみ氏(53)だ。のちに映画化もされた「1980アイコ十六歳」の著者で、現在は椙山女学園大学(名古屋市)の教授でもある。

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