柴咲コウは引っ越し…歴代大河主演が実践した成功の秘訣

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「集中力をどうやって保てるかが大事。私は小さな部屋に引っ越しました(苦笑い)」

 と、アドバイスを送ったのは「おんな城主 直虎」に出演中の柴咲コウ(36)。30日に行われたNHK大河のバトンタッチセレモニーである。来年1月スタートの「西郷どん」主演の鈴木亮平(34)から1年半近くに及ぶ撮影の“極意”を尋ねられ、冒頭のように明かしたのだが、なかなか大胆である。

 料理好きを公言する柴咲だけに、あえて「キッチンの狭い部屋に移り住み、セリフを覚えて寝るだけの空間にした。そこからNHKに通っていた」んだとか。それはもうストイックかつ真摯に役に向き合う姿勢はリッパだが、シングルの柴咲とは異なり、妻と6歳の娘がいる鈴木にはハードルが高い。ちなみに歴代の大河主役がどんな策を講じていたのかといえば、それぞれのバトンタッチセレモニーで披露したのは、こんな具合――。

「真田丸」(16年)の堺雅人(44)は撮影に追われる日々を振り返り、「いろんな人に不義理をした。友達ともあまり会えない。1年は諦めた方がいい」と割り切った人付き合いが必要だと説いていた。「花燃ゆ」(15年)の井上真央(30)は、「NHKの食堂は栄養バランスがいい」と体調管理のススメ。食事情でいえば「風林火山」(07年)の内野聖陽(49)も「朝食とワカメを食うと元気が出た」。「江~姫たちの戦国~」(11年)の上野樹里(31)に至ってはNHKの現場にはお菓子の用意がないとこぼし、「自分たちで持ち寄った」と話してたっけ。

 他にも「スタッフとボウリングしてハメを外した」という「天地人」(09年)の妻夫木聡(36)、福山雅治(48=10年「龍馬伝」)と綾瀬はるか(32=13年「八重の桜」)は撮影の合間を縫っての「仮眠」と、しみじみ。いっそのこと、ぜ~んぶ採用してみる?

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