キムタクから刺激も 矢柴俊博語る名バイプレーヤーの奥義

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 やがて映像の事務所に誘われ、舞台一辺倒の演劇人生から、CMなどのオーディションに通う日々に変わった。

「オーディションでは『日本のダスティン・ホフマンです』と言って、ダスティン・ホフマンのマニアックなモノマネをしたり、昔の野球選手の形態模写をしたりしていました。オーディションの場を和ませる『緩衝材』というか、“とりあえず面白いことをやって帰る”ことでキャスティング会社の方に呼んでもらえるように。『みずほ銀行』のCMのお仕事を頂いてからは、一気に他のオーディションにも受かるようになりました」

 そんな中、話がきたのがドラマ版「電車男」(伊藤淳史主演)だった。

「初めは、脚本の読み合わせに欠席者の代役で呼ばれただけでした。この時なぜか『この役をとってやる!』って本気で思ったんですよね。それでオタク役を振り切って演じました。勝負に出たわけです、代役なのに。それが数日後には本番の収録に呼ばれ、レギュラー出演することになりました」

 役どころの認知度が薄れてくると、また次の大きなチャンスがやってくるのだという。

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