キムタクから刺激も 矢柴俊博語る名バイプレーヤーの奥義

公開日: 更新日:

「愛してたって、秘密はある。」(日本テレビ系)、「真田丸」(NHK)、「30年目の真実~宮崎勤の肉声」(フジテレビ系)などに出演。とにかくテレビで見ない日はない俳優といえばこの人、矢柴俊博(46)。名バイプレーヤー誕生までの道のりを語ってもらった。

 演劇とのかかわりは学生時代の早稲田の演劇サークルからだという。

「当時は小劇場ブームで、早稲田の大隈講堂のまわりには演劇を志す学生たちがジャージー姿で集まっていました。他の先輩劇団には堺雅人さんや八嶋智人さんがいて、堺さんは学生の頃からキラキラした存在でしたね。八嶋さんも実力派で大人気でした。僕は演劇サークルを卒業したあと、CAB DRIVERという演劇チームをつくり、20代はアルバイトをしながら演劇を続ける役者のひとりでした。コールセンターで働いていましたが、サラリーマン役に役立つどころか……なぜかバイトリーダーをやらされましたが、結局、何かあると社員を呼んでくるだけの伝書鳩で(笑い)。仕事中も芝居のことしか考えてませんでしたからね」

■ドラマ版「電車男」が転機

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮