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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

報道に辟易 なんでもハラスメントのおかしな世の中を憂う

公開日: 更新日:

 そもそもコンプライアンスに厳しいはずの財務省、官公庁をもってしてあの程度のレベルなのだから、巷のオッサンのセクハラ意識など高田純次梅沢富美男並みに低いのでは。

 軽いセクハラはコミュニケーションの潤滑油くらいに思っているのが大半。それを笑って受け流し、母性と包容力を前面に押し出す女性もいて、大上段からの物言いは気恥ずかしいと思う人もいるはず。カトリーヌ・ドヌーブのように、セクハラなどの性暴力を告発するムーブメントは行き過ぎと発言する女性だっている。

「バイキング」(フジテレビ系)で吉本新喜劇の座長でもある小籔千豊が自戒を込めつつ「山Pなら許されても、ブサイクとオッサンと権力者はセクハラに注意」と発言していたが、なるほど、だ。

 正義を振りかざすマスメディアにも辟易。そんなにいい人間ばかりなのか。報道していて自分が恥ずかしくなる人はいないの? 「国民は」と二言目にいう人がいるけれど、どこの国民のこと?この手の報道は庶民感情から離れている面もある。過ぎたるはなお及ばざるがごとし!?

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