石川敏男さん<3>年収2000万円の誘いが…「支度金も出た」

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「石川ちゃん、代わりにやってくれない?」

 出版社「主婦と生活社」で編集記者をしていた石川さんは、88年に芸能リポーターの梨元勝さん(2010年に65歳で死去)にこう声をかけられた。ちょうどその頃、梨元さんは日本テレビからテレビ朝日へ移籍。その後任として白羽の矢を立てられたのだ。

 それ以前にも石川さんは、週刊女性の記者として「ルックルックこんにちは」(日テレ系)にゲスト出演しており、まったく門外漢というわけではなかった。司会者の沢田亜矢子(69)とは、今も電話で連絡を取り合う仲だ。

「当時、僕は41歳。週刊誌の編集記者として年収は1000万円近くあったし、何の不自由も感じていなかった。ところが、日本テレビは出版社でもらっていた給料の2倍の2000万円を出すという。僕も少し調子に乗って、『支度金もあるんですよね?』とダメ元で聞いてみた。そしたら、プロデューサーが『出す』ってあっさり言うんです。

 1000万円だったか、1200万円を別にもらった記憶がある。これに出版社の退職金も500万円ちょっとありましたから、そりゃもう、舞い上がってしまいました。そうそう、沢田さんからゴルフクラブのプレゼントをもらったことがあって、なぜか勘違いしたうちのカミさんが、『なんでアンタにくれるのよ!』と大激怒したこともありました」

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