織田裕二のひと言で消えた「東京ラブストーリー」続編計画

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 報道によれば、敏腕弁護士の活躍を描いた米国の人気ドラマ「SUITS」のリメーク版らしい。久々の話題にフジも大満足と思いきや、どうもそうではなさそうだ。

「制作側としては、『東京ラブストーリー』の続編を考えていたんです。2016年に原作者の柴門ふみさんが25年後の東京ラブストーリーを発表し、かなり評判が高かった。子供を持った織田さんと鈴木さんにとってはぴったりの内容ですし、うちとしては何といっても成功体験があるんですよ」(フジテレビ関係者)

 その成功体験とは、04年に放送された月9ドラマ「ラストクリスマス」のこと。織田が主演を務めたこの作品は、「東京ラブストーリー」を手掛けた脚本家の坂元裕二氏と大多亮プロデューサーが再びタッグを組み、視聴率20%超えを記録した。

「相手役は矢田亜希子さんでしたが、織田さんが勤める会社が東京ラブストーリーと同じ会社だったりと、さまざまな場面でオマージュされていたのです。ファンが多いのは分かっているだけに、満を持して続編をやるはずだったのですが、最終的に織田さんが“やっぱりできない”となったそうですよ」(前出のフジテレビ関係者)

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