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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

恋愛も実力次第 剛力のケースで痛感“女優を育てる難しさ”

公開日: 更新日:

「芸能人は騒がれているうちが華」という言葉がある。今の剛力彩芽(25)は本業の女優としてではなく億万長者の実業家・前澤友作(42)との熱愛ゆえに騒がれている。

 時代が違うとはいえ、恋愛段階でこんなにオノロケを自ら発信する女優は例を見ない。最近は彼の昼寝姿までインスタにアップする。静かに2人の世界を楽しめばいいのに、自ら騒ぎになることを仕掛けているようにも見える。

 剛力と前澤氏の組み合わせは、10年前に電撃結婚した沢尻エリカと広告プロデューサー・高城剛氏のケースとかぶる。22歳年上の高城氏も謎の多い人物だった。一躍、時の人となった高城氏はメディアにも登場。週刊誌の連載や自著まで出版した。騒がれることで得られるメリットだった。

 前澤氏もどういう形であれ騒がれることは想定内なのだろうが、メディアが術中にハマった感もある。剛力とネットを含めたメディアの攻防は激化しているが、メディアも含めこれ以上、騒がず放っておくのも妙案。世間の反応がなくなれば、「あれっ、騒がない」と案外、拍子抜けになるのが芸能人の心理ともいう。

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