看板俳優の寺島進も退社…オフィス北野は「解散」秒読み

公開日: 更新日:

 水道橋博士らたけし軍団と森昌行社長は互いに批判合戦を繰り広げたのち、双方が歩み寄り、協力して新体制を構築していくことで合意したとの発表もあった。博士は新たに若手マネジャーを雇ったりして、再出発の意向をメディアの前でも語っていた。古参メンバーでまとまって、所帯を小さくしてやっていこうと意気込んでいたのだが……。

「事務所が立ち行かなくなるのは、森さん自身、重々分かっているという話は聞きます。森さんは自ら立ち上げた映画のNPOを残せば、オフィス北野はペーパーカンパニーのような形だけにしてしまっても構わないという方向で動いているのだとか」(映画関係者)

 これが事実とすれば、たけしはもちろん、社長もオフィス北野を見放していることになる。たけしは9月に熊本で「ほぼ単独ライブ」を行うという。井手らっきょがUターンした熊本を応援するノンストップの100分ライブだそうで、一部女性誌によると、そのタイトル名として、たけしはこんな提案をした。

《このたびの独立でつくづく思う。独立するとこんなにも儲かるものなのか! 本当にすごい。独立がこんなにいいものとは知らなかった!(中略)とにかく、儲かって儲かって笑いが止まらないため、機嫌よく、熊本で開催するライブ》

 独立騒動を逆手に取ってのネタかもしれないが、オフィス北野は寺島という実力派俳優にも見限られ、もはや機能不全どころか解散必至の仮死状態である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  3. 3

    五月みどりと中村玉緒が共に施設に入居…“同い年の女優”それぞれの晩年

  4. 4

    やす子は人間不信に…友人から借金を頼まれたら「さっさと貸して縁を切る」という新発想

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  1. 6

    1000円の小遣いでも嬉しかったほど安月給でも、「カネはない」など口が裂けても言えなかった

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    森保監督が38歳の長友佑都を日本代表に招集し続けるワケ…7月の中国戦はラスト通告だった

  4. 9

    やす子に“賞味期限切れ説”…1年前「24時間マラソン」で意図せずスターになるもTV業界の評判ダダ下がり

  5. 10

    阪神の独走を許した「巨人の大罪」…1点差にめっぽう弱い要因を元コーチ2人が看破する