"中田ジャパン"の視聴率もけん引?「副音声」が人気のワケ

公開日: 更新日:

 スポーツだけではなく、ここ数年、ドラマやバラエティー、アニメでも「副音声を効果的に使う番組が増えてきた」と、亀井氏はこう続ける。

「今年の春ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日)などでユニークな副音声が話題になりました。1つの番組で、本筋とは違う楽しみ方があるのは、視聴者にとって"お得感"があるんじゃないでしょうか。NHKでは2010年から『紅白歌合戦』の副音声で『ウラトーク』をやっていて、それを楽しみにするネット民も増えています」

 その「紅白ウラトーク」は、14年から4年連続でお笑いコンビ「バナナマン」が担当。途中で乱入する西川貴教の暴走っぷりも面白いと評判で、新しい紅白の楽しみ方として定着しているが…。

「写真誌の『フライデー』(10月5日号)が日村勇紀(46)の"16年前の淫行"を報じるや、NHKはすぐさま、バナナマンが司会を務めるお笑い番組の放送を見合わせましたからねえ。バナナマンが5年連続で紅白ウラトークを担当するのは難しいかもしれません」(NHK関係者)

 まあ、年末の心配はまだ早いから、今は世界バレーを楽しむか、今週から続々始まる新番組で副音声付きの番組を探すか…。どこかの局が思い切って"謝罪会見"にも副音声を付けてくれたら、意外と面白いかも?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  2. 7

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  3. 8

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  4. 9

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 10

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状