「SUITS」織田裕二の双肩にのしかかる“フジ月9復権”の重圧

公開日: 更新日:

 織田裕二が10年ぶりに「月9」ドラマの主演を務めている「SUITS/スーツ」が、初回視聴率14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とスタートダッシュに成功。全米で大人気のテレビドラマを日本風にアレンジしたことや、27年前の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」で共演して以来の織田・鈴木保奈美コンビの復活ということで、放送前から注目されていたが、下馬評どおりの結果を出した。

 第2話以降は11.1%、10.3%と、回を追うごとに数字を落としてはいるが3週連続で2桁をキープ。前7月期の「絶対零度3」が全話平均10.6%と“フジテレビ復活”のきっかけをつくっただけに、ここは踏ん張りどころともいえる。

「だいたい3話前後で視聴率は安定するのが通常。視聴者は最初の数話を見たあとで最後まで通して見るかどうかを決めている。なので『スーツ』も、今後はよほどのことがない限り2桁前後の視聴率をキープするはず。高視聴率を記録するのが難しくなっているなかでは合格点と言ってもいいが、織田裕二としてはこの数字に不満でしょう」(テレビ誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?