「SUITS」織田裕二の双肩にのしかかる“フジ月9復権”の重圧

公開日: 更新日:

 何しろ織田の全盛期には、「東京ラブストーリー」は最高32.3%(全話平均22.9%)、「踊る大捜査線」が最高23.1%(平均18.2%)など、フジテレビで数々の大ヒットドラマに出演し続けてきた。だが、この数年は結果を出せていないだけに、織田サイドも本ドラマへの力の入れようはハンパないという。

「脚本を初見した段階でセリフを大幅に修正させたり、“もっと癖のある登場人物にしてほしい”とキャラ設定に注文をつけたりと、相当気合が入っていたそうです」(テレビ関係者)

 その気合の入りすぎが、演技にも表れているという説もある。

「ネットでは織田の演技が大袈裟すぎるという感想が多いんです。アメリカのドラマというのを意識しすぎて表情も身ぶりもセリフ回しもわざとらしいとみられている。キャラに癖をつけようとしてなのか、セリフ回しが『相棒』の水谷豊風になっている。16年10月期に織田が主演したドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』のときと似ていると指摘する声もありました」(前出のテレビ誌ライター)

 織田の双肩にのしかかる月9の復権。2桁キープ中とはいえ、安泰とはいかないようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ