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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

小室哲哉からタッキーまで「引退」ラッシュの1年だった

公開日: 更新日:

 クリスマスの時期だからというのか、小倉優子(35)、高橋真麻(37)がそれぞれ結婚を報告した。

 その前は、次々に離婚の発表があって、今年も結婚、離婚、熱愛、破局がたくさんあったなぁと思ったのだが、2018年の芸能界はそれよりも特筆すべき出来事が続いたと考えている。キーワードは“引退”だ。

 1月、不倫疑惑を報じられた小室哲哉(60)が記者会見を開いたが、不倫の釈明のはずが「僕なりの、この騒動へのけじめとして、引退を決意しました」と言い出し、その方が大きな話題になった。引退で不倫の話をかき消した感じだが、半ばやけっぱちな印象さえ覚えた。ただ、小室はその前年の時点ですでに芸能活動を終わらせたいと周囲に漏らしていたらしく、身を引く考えは持ち続けていたようだ。CDが売れない時代になり、曲を作れば売れまくる頃を知っているだけに、限界を感じていたのだろう。

 次にビックリさせられたのが、関ジャニ∞渋谷すばる(37)が芸能活動をやめ、ジャニーズ事務所も退所して海外音楽留学すると会見したことだ。彼の歌唱力がジャニーズでトップクラスなのはもちろんだが、音楽性を含む多くの音楽シーンで高く評価されていた。本人としては、いくら褒められても自分はキチンと音楽の勉強ができていないという思いが強かった。基礎からやり直したいという意志があり、クソ真面目と呼べる性格が出ていた。

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