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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

嫌われても…「明石家サンタ」で学んだ八木亜希子の原点

公開日: 更新日:

「最初にゴーンときちゃいました」(八木亜希子フジテレビ「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2018」18年12月24日放送)

 クリスマスイブの深夜に視聴者から電話で不幸話を聞く、毎年恒例の「明石家サンタ」。電話に出た視聴者が「カルロス・ゴーン」と名乗ったことで、その不幸話のオチが弱まってしまった。あえなく「不合格」となって明石家さんまが電話を切ると、司会の八木亜希子(53)が思わず放った一言が今週の言葉だ。

 いかに彼女がこの番組を楽しんでやっているのかが分かる。何しろ、フジテレビ退社後も唯一継続して出続けているほど大切にしている番組なのだ。

 八木がフジに入社したのは1988年。有賀さつき、河野景子と同期で、フジがイケイケで絶頂だった時期だ。新人研修が終わった翌日、ゴルフ大会のプレゼンターを務めたのが、最初の仕事だった。

 その時に「バニーガールの格好でやってくれ」と言われた。今だったら完全にセクハラで問題になってしまうだろう。結局、ゴルフウエアになって事なきを得たが、そういう時代だったのだ。

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