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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

スターダストは焦らずじっくり俳優育てドラマ・映画を席巻

公開日: 更新日:

 女優陣が充実しているのがスターダストだ。1月のドラマを見ても、常盤貴子竹内結子北川景子がドラマの主演を張り、昨年の朝ドラ「半分、青い。」でブレークした永野芽郁も菅田将暉主演の民放ドラマに出演。話題を呼んでいる。同じ事務所から複数の女優が主演は珍しいが、豊富な女優陣を誇る証しでもある。

 1979年、大手事務所でマネジャーとして腕を磨いた現・会長が創設。代官山にあったマンションの一室から始まった事務所は今や恵比寿界隈のビルに部署が分散。「スターダスト村」とまで呼ばれる。レッスン生も含め1000人近いタレントが所属する。“ももいろクローバーZ”ら歌手、山口もえらタレントもいるが、主に育てているのは俳優。

 子供から無料でレッスンをさせ筋のいい子を見極めて子役からやらせる。永野も、その前の朝ドラ「わろてんか」の葵わかなも子役出身。朝ドラに続けて主演を張ったことで、「NHKとの癒着」とネットで騒がれたが、放送関係者は「朝ドラは半年間の長丁場。演技がしっかりしてないとオーディションに受からない」という。激戦の若手女優界を勝ち抜く根幹は演技力にある。子役から鍛えた演技力は大きい。

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