闘病中の渡哲也が決断と「石原軍団」解散説浮上のウラ事情

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 記事では、石原プロは今後、芸能プロとしての活動を休止し、関連する映像や音源の権利を管理する会社に移行するという芸能プロ関係者の見解も掲載。その場合、所属する神田正輝舘ひろしといった看板俳優はどうなるか。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう解説する。

「もともと石原プロモーションは映画やドラマを制作する会社だったんですよ。そこに俳優さんも所属している会社だった。しかし今は長いこと制作はせずにタレントのプロモーションが中心となっている。最盛期は30人弱いた社員も今は10人ちょっと。みなさん定年で辞めていっていて、新人を採っているわけではないので、高齢化しているのは事実のようです」

■創業者・裕次郎は三十三回忌

 しかし規模は縮小したとしても、解散などはないと言う。

「松竹梅のCM契約が継続している渡さん、WOWOWのドラマで現役バリバリで主役を張る舘さん、情報番組で司会を務める神田さん、そして徳重聡さんら若手がいるので、現実問題として事務所を畳むのは難しいと思います。制作をしなくなった今、俳優が所属するのは石原プロである必要はないという見方もありますが、石原プロは俳優のギャラの取り分もよく、良心的なプロダクションですから、タレント側から見ても解散する意味合いはないと思います。今年は裕次郎さんの三十三回忌なので出てきた話だと思います」(城下氏)

 とりあえず解散はないようだが……。

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