著者のコラム一覧
由紀さおり歌手

1948年、群馬県桐生市生まれ。3歳で横浜へ。ひばり児童合唱団出身。洗足学園短期大学英文科卒。1969年、「夜明けのスキャット」が大ヒット。紅白歌合戦に10年連続出場。実姉の安田祥子とも童謡コンサートを続け、2011年に発売したピンク・マルティーニとのコラボレーションアルバム「1969」が世界的大ヒットを記録した。

歌うことを選んで 60歳でアメリカ在住の男性と2度目の離婚

公開日: 更新日:

 姉(安田祥子)と童謡コンサートは続けてやっていました。私はドラマの仕事とか、その他にもいろんな仕事をしたかったのですが、母が全部断ってしまうんです。でも、このまま童謡コンサートだけやっていくのはつらいなぁって思って。

 それから母は40歳を過ぎた私にカードも持たせてくれなかったの。「若い人たちにご飯をごちそうする時にカードがないと困るわ」といったのですが、「請求書を回してもらえばいいじゃない」なんていって。私は自由になりたい、独立したいって思い始めていたのね。

 ちょうどその頃、スプーン曲げができるような不思議な力がある有名な女性に出会いました。人生相談をやってらっしゃる方でね。私も仕事のことやいろんな話をするようになって、ある時、自宅にお邪魔したら、その方の弟さんがいらっしゃったの。

 彼はアメリカのシアトルに住んでいて、世界中のウェスティンホテルで日本食レストランのプロデュースをしていました。一つのところにとどまっていないコスモポリタンな人でした。その後、彼が日本に帰ってくると一緒に食事をするようになり、お付き合いが始まったんです。私は彼と2度目の結婚をしました。私が50歳の時でした。日本では入籍はしていないのですが、彼はグリーンカードを持っていたから、アメリカで結婚をしたんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル