20年映画出演が決定 のん"令和の復活"に欠かせぬ条件とは

公開日: 更新日:

 女優・のん能年玲奈、25)が2020年公開の映画「星屑の町」に出演することが明らかになり、ネットには「のんちゃんおめでとう!!」「令和の大活躍、楽しみだぁ」といった祝福コメントが躍っている。

「星屑の町」は、ラサール石井、水谷龍二、小宮孝泰による演劇ユニット「星屑の会」の人気舞台が映画化されたもの。のんは東北でスナックを経営する母と暮らす歌手志望のヒロインを演じる。13年に主演したNHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地、岩手県・久慈市でも撮影が行われるとあって、地元も盛り上がっているという。

 のんは16年の事務所独立騒動以来、歌手や声優として活動してきた。

「星屑の町」で本格的に女優復帰し、改元をキッカケに“令和の大復活”もあるのではないかという見方も浮上しているが、実のところはどうなのか。

 芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「もちろん、今ものんには根強いファンが多いでしょうが、新作映画の出演が決まったから即復活という見方はどうでしょうか。確かに、彼女は女優としての資質はあると思います。しかし、5年以上ものブランクは大きく、才能をさびつかせてしまうかもしれません。感覚を取り戻すまでの時間もさることながら、この5年間に『あまちゃん』で共演した有村架純松岡茉優橋本愛といった女優が大きく成長し、また、彼女の代わりを務められる若手女優が何人も育っています。そもそも、のんは『あまちゃん』のイメージが強すぎ、それを払拭できていないのが問題だと思います。もし『星屑の町』の興行成績が振るわなければ、最悪の場合、のんは今後女優として活動していくのが難しくなるかもしれません」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波