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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

「サムスン」会長が死去 意識不明後に噴出した醜聞の数々

公開日: 更新日:

 衝撃的なスキャンダルだったが、世間が忘れるのは意外に早かった。その3カ月後には世間の関心が“崔順実ゲート事件”へと移ったからだ。朴槿恵前大統領の友人・崔順実が国政に関与し、財閥から賄賂を受け取っていたことが表面化。やがて朴大統領も罷免される事態に。

 しかも李会長の長男でサムスンの後継者と目される李在鎔副会長も朴大統領や崔順実に賄賂を渡した罪で逮捕されたのだ。父親のスキャンダルを息子の不祥事でうやむやにした形だが、その裁判は今も結審していない。加えて先月には不正会計でも起訴され、経営権継承の足かせとなりそうだ。

 一方、サムスン一族の女性たちは気が強いといわれている。李会長の妻・洪羅喜夫人はソウル大出身の才女で、過去には韓国美術界の最高権力者といわれた。韓国での評判は、成り金と違ってセレブ独特の威圧感を放つタイプという。

 そのせいか李会長の買春報道が出た当時、「奥さまが怖いから李会長も息抜きしたかったのでは」という声も聞かれたほどだ。

 もしも李会長の意識が戻っていたら、生き地獄だったかもしれない。

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