著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

YOASOBIは紅白出場濃厚「夜に駆ける」は死への渇望を昇華

公開日: 更新日:

 今年の紅白候補ナンバーワンという呼び声も高い「YOASOBI」という音楽ユニットをご存知だろうか? 作詞・作曲・編曲を手掛けるコンポーザーのAyaseとボーカリストのikuraによるクリエイターユニット。昨年11月にデビュー曲「夜に駆ける」を発表し、20年に入ってからネットを中心に話題となり、YouTubeに公開された同曲のミュージックビデオは再生回数1億回を突破(10月29日現在)した。

■ありそうでなかったコンセプト

 YOASOBIは「小説を音楽にするユニット」という、ありそうでなかったコンセプトを元に生まれた音楽ユニット。ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説・イラスト投稿サイト「monogatary.com」で行なわれたコンテスト「モノコン2019」で大賞に選ばれた小説「タナトスの誘惑」を楽曲化するユニットとして結成された。

「タナトスの誘惑」は、死への渇望に取り憑かれている彼女と、その彼女に恋をし、それを止めようとする僕の物語。しかしその僕も次第に、彼女の求める愛に応えようとし、最終的には二人で「夜に死へと駆け出す」というセンセーショナルな内容となっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」