渡部も徳井も本格復帰程遠し 視聴者を逆なでする過去の人

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「10月14日に『今夜くらべてみました』に復帰しましたが、復帰はそれ以降、全く進んでいません」

 お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(45)について、ワイドショー芸能デスクはこう話す。徳井は昨年10月に、約1億1800万円の申告漏れを指摘され、活動を自粛。自粛前13本あったレギュラーをすべて失った。現在もテレビの地上波で復帰できたのは、日テレの「今くら」だけだ。

 10月末に行われた日テレの定例会見で担当役員は、徳井の復帰に関して「想像通り、賛否両論ある」として、他に徳井がレギュラー出演していた2本の番組「しゃべくり007」「人生が変わる1分間の深イイ話」に関しては「それぞれどのタイミングがいいのか、議論を重ねて検討してまいりたい。まだ結論は出ておりません」とした。あれから1カ月。徳井の復帰は聞こえてこない。

「理由のひとつは『今くら』復帰の際、局とスポンサーに相当数のクレームが入ったこと。追徴金を払ったといっても、サラリーマンにとっての印象はいまだに悪い。通常、復帰が始まると他局も含め、さみだれ式に復帰が進むものですが、日テレの対応を見て、他局も様子見している状態です。実際にはこのまま“復帰立ち消え”になる可能性さえある」(前出の芸能デスク)

 さらにもうひとつの理由もある。

ベッキーの時もそうでしたが、彼が出なくても特に視聴率が下がらなかったことから“別にいなくてもいい人”になってしまったんです。出して視聴率が伸びるわけでもなく、批判が起きるくらいなら、いなくてもいいやとテレビマンは考える」(前出の芸能デスク)

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