ブラジル戦初勝利で見えた森保Jの重大欠陥…王国の”一軍半”に2失点、WBは日本のアキレス腱
王国相手に歴史的初勝利! とスポーツメディアは大騒ぎだ。
14日のブラジル戦、日本代表は前半に2点を奪われながら、後半に怒涛の3得点。過去2分け11敗だったブラジルにA代表戦で初めて土をつけた。“歴史的”には違いないが、相手は5-0で韓国代表を蹴散らした10日の試合から先発メンバーを8人も入れ替え、代表歴の少ない「一軍半選手」が顔を揃えたのも確か。にもかかわらず、前半は押されに押された。
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3バックの布陣は結果的に、攻撃的なウイングバック(WB)のMF中村敬斗(Sランス/フランス2部)、MF堂安律(フランクフルト/ドイツ)が最終ラインに吸収される形で「5バック」の陣形になりながら、それでもあっけなくゴールをこじ開けられた。
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は、「世界ランク上位国を破って日本のランクが上がれば、来年のW杯の組み合わせ抽選にプラスに働く可能性もある。大きな成果です」と前置きしてこう続ける。