佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言
佐川宣寿元財務省理財局長。森友文書の開示で佐川氏本人のメールはまだ出ていない。公文書改ざんの主導役だから、早く開示すべきではないか?
14日の会見で加藤勝信財務大臣に問うと、まずは改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さんのメールを優先して開示するというこれまでの方針を述べた。しかし遺族の赤木雅子さんは、佐川氏をはじめ事件に関わった本省幹部らのメールを先に開示してほしいと求めている。すると加藤大臣、要望は承知しているとした上で一歩踏み込んだ。
「その辺をよくご遺族の方とお話をさせていただければなというふうに思っております」
■画期的な進展
これは次の開示までに財務省が遺族側と話し合いに応じるということなのか? 確認を求めると、
「そうですね、はい」
開示の方針について財務省が遺族側と話し合うとなると画期的なことだ。
意向に応じて開示方針を変える可能性も出てくる。