著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

ついに「嵐」完結へ…21年間絶え間なく進化し続けた集大成

公開日: 更新日:

 そして終演後、自然と「ありがとう」の気持ちが溢れてきた。

 テレビなどを見ていても、嵐を見て嫌な気持ちになったことは一度もない。それはいいものを見たと思わせるよりも、難しいことだと思う。
彼らは常にファンに全力で向き合い、自分たちの楽曲やライブなどで感謝を示し続け、どんなに時代が巡ろうと、変わらずに「進化だけ」し続けた。

 ファンのために、そしてメンバーそれぞれが愛する「嵐」のために、いつだって彼らは「嵐」でいてくれたのだろう。

 ブルーノ・マーズは今の嵐に、とファンに対するラブレターのような1曲を書き、そして最後のトラック「The Music Never Ends」では、嵐とファンの歩みを描いたテーマソングのようで、胸が熱くなった。

 「でっかい愛とか希望さがしている」と21年前にデビューしたグループは、最後まで「愛」と「希望」を歌い、体現し続けた偉大なグループになったのだ。

 彼らの勇姿を最後まで、見届けたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり