吉岡里帆“貪欲さ”でアンチを味方に 沢尻エリカ代役が転機

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柔軟剤のイメージキャラクターに大抜擢

 吉岡といえば、17年の日清食品「どん兵衛」のCMの“どんぎつねシリーズ”で男を化かす役をこなしたことで女性受けの悪さをエスカレートさせていた。翌18年に主演した連続ドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)と「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)は、どちらも原作が人気だったのに視聴率が振るわず。女優として壁にぶつかり、業界から消えても不思議ではない状態だったが、19年11月に沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反で逮捕されたことがターニングポイントとなった。

 沢尻は「P&G」と4年間の大型契約を結び、主力商品の柔軟剤「レノアハピネス」のイメージキャラクターを務めるはずだった。その代役に急きょキャスティングされたのが吉岡だった。

「柔軟剤の購買層は主に女性ですから、吉岡さんの起用に際して慎重な意見もありました。ただ、最終的に吉岡さんの元気と貪欲さに懸けてみようという声が高まりました。この決断がズバリ、大当たり。コロナ禍で女性の雇用や生活がより厳しい状況に追い込まれていると伝えられていますが、吉岡さんから漂ってくるハングリーさに励まされる女性が少なくないと聞きます」(大手広告代理店関係者)

 吉岡の起用によってレノアハピネスの売り上げは大きく伸び、それと並行して吉岡の好感度も右肩上がりだという。女優として活動を始めてから売れない時代が長かった吉岡は、東京に向かう深夜バスの中で「いつか売れたい」と闘志を燃やし続けてきた。不遇の時代がいよいよ去り、“実力派女優”への階段をついに上り始めたといえる。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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