米倉涼子は独立から1年で軌道修正「ドクターX」復活のワケ

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 米倉は、特定の役柄のイメージがつくことを嫌って、“大門未知子”役を封印し、「ドクターX」は二度と制作されることはないとされてきた。しかし、ここへきての急展開。背後には何があったのか。テレビ局関係者はこう言う。

「すでにお茶の間では、米倉は『楽天モバイル』でやたら声を張り上げている女優という印象しかない。テレビを主戦場とする女優の場合、地上波ドラマに2年出演していないと“消えた”といわれる世界です。ネトフリの『新聞記者』はそれなりに話題になるでしょうが、このままでは、CMが先細りしていく可能性もある。実は、テレ朝サイドは、昨年秋のドラマ『七人の秘書』に米倉を出演させ、その見返りに『ドクターX』を制作する予定だったが、その話も米倉の意向で流れてしまった。しかしフタを開けてみれば、『七人の秘書』は高視聴率だった。そんな事情もあり、慌てた米倉は、続編制作を熱望するテレ朝の意向をついに受け入れ、『ドクターX』出演をのんだようです」

 さらにもうひとつ。

「いまだ会員数が伸び悩んでいるといわれる米倉のファンクラブ『よねさんち』の存在です。公式サイトでは、2月8日以降、『NEWS』の更新もされていない。やはり地上波ドラマでの出演を抑えると厳しいということを再認識したのではないでしょうか」(前出のテレビ局関係者)

 独立から1年。軌道修正して、「私、失敗しないので」を盤石のものにできるか――。

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