米倉涼子は独立から1年で軌道修正「ドクターX」復活のワケ

公開日: 更新日:

 米倉は、特定の役柄のイメージがつくことを嫌って、“大門未知子”役を封印し、「ドクターX」は二度と制作されることはないとされてきた。しかし、ここへきての急展開。背後には何があったのか。テレビ局関係者はこう言う。

「すでにお茶の間では、米倉は『楽天モバイル』でやたら声を張り上げている女優という印象しかない。テレビを主戦場とする女優の場合、地上波ドラマに2年出演していないと“消えた”といわれる世界です。ネトフリの『新聞記者』はそれなりに話題になるでしょうが、このままでは、CMが先細りしていく可能性もある。実は、テレ朝サイドは、昨年秋のドラマ『七人の秘書』に米倉を出演させ、その見返りに『ドクターX』を制作する予定だったが、その話も米倉の意向で流れてしまった。しかしフタを開けてみれば、『七人の秘書』は高視聴率だった。そんな事情もあり、慌てた米倉は、続編制作を熱望するテレ朝の意向をついに受け入れ、『ドクターX』出演をのんだようです」

 さらにもうひとつ。

「いまだ会員数が伸び悩んでいるといわれる米倉のファンクラブ『よねさんち』の存在です。公式サイトでは、2月8日以降、『NEWS』の更新もされていない。やはり地上波ドラマでの出演を抑えると厳しいということを再認識したのではないでしょうか」(前出のテレビ局関係者)

 独立から1年。軌道修正して、「私、失敗しないので」を盤石のものにできるか――。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも