八代亜紀は「妻とは両立できない」熟年離婚と仕事第一主義

八代亜紀（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「八代さんの今回の決断で思い出したのが、島倉千代子さんです。離婚や借金を乗り越えて歌い続けた島倉さんが、乳がんを公表し、闘病から復活に臨む姿を取材させていただいたとき、周りから『看板、看板』と呼ばれ、一座の座長としてすべてを仕切るところを見せていただきました。所属事務所の社長でしたか、再婚を噂されるパートナーのような存在はいても、芸能界でスポットライトを浴びてファンの前に立つときはひとりきり。頼りたくても頼れない。むしろ頼られて、スタッフの生活も双肩に背負ってやっていた。八代さんもそうなのだと思ったのです」

　同じ歌手でいえば水前寺清子（75）も昨年12月に個人事務所社長だった夫と離婚。

　八代も70歳にして背負ってきたものをやっと肩からおろせる心境に至ったのだろうか。