著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

感染爆発のさなかに飲み会やBBQ…国民全体の予防意識が緩んでいる原因とは

公開日: 更新日:

 演劇界のコロナによる中止が相次いでいる。

 我々演劇人にとっては聖地とも呼べる劇場だった新宿シアタートップス。2009年に惜しまれつつ閉館したが、下北沢本多劇場グループにより今年8月に復活が決まり、25日からこけら落とし公演の幕が開く予定だった。

 出し物は「演劇の街をつくった男」。本多劇場創設者の本多一夫氏の評伝劇で、ご本人も出演するはずだった。しかし、当の本多氏がコロナに感染、中止となった。

 ワクチンは2回接種済みというブレークスルー感染で、健康状態は良好ということらしい。やはり、ワクチンを打っても陽性にはなるようだ。

 ほかにも明治座、A.B.C-Z橋本くんの音楽劇、キティちゃんのミュージカルなど、知人が関係する芝居だけでも4、5件の演劇が軒並み中止となった。

 これだけ多くなったのは、やはり感染爆発が起きていることを実感するし、その中心が若者であるということも納得できる。

 かくいう私も27日から始まる舞台の稽古中で、キャストもスタッフも戦々恐々としながら準備をしている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」