著者のコラム一覧
細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

五木ひろしの光と影<6>野口修は沢村忠と五木ひろし…ジャンル違いのスターを生み出した

公開日: 更新日:

 筆者が平尾昌晃と初めて出会ったのは、2010年秋、芸能リポーター・梨元勝の「お別れの会」である。筆者はテレビ番組やインターネット配信を通じて何度か梨元と仕事をする機会があった。野口修についてただしたこともある。「ごめん、俺、野口プロはあんまり付き合いなくて」と言われた。「芸能リポーター」という職業を確立させ、お茶の間を賑わせたトリックスターの弔いとあって、出版、放送関係者はもちろん、著名人の姿も数多く見られた。弔辞を述べたのはショーケンである。思えばみんな鬼籍に入ってしまった。

 式次が一通り済むと、別室で懇親会が開かれた。そこに平尾の姿があった。この時期、すでに「沢村忠に真空を飛ばせた男」の取材を開始していた筆者は「平尾先生にも取材アポを取らないと」と考えていた。その矢先の邂逅に我が意を得る思いで、今でもあれは「俺にはこれくらいしか出来ないけど」と梨元が引き合わせてくれたものと信じている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?