フジ月9「ラジハⅡ」主演なのに…窪田正孝の存在感が薄いのは演技力ゆえ?

公開日: 更新日:

「その手法は放送中の連ドラ『アバランチ』も同じ。メンバーにどんな過去があったのかが読み解かれていきますが、たとえ脇役のメイン回であっても〈アバランチの主演は綾野剛〉ということがはっきり伝わってくる。ところが、ラジハⅡは窪田さんの印象が主演の割に薄く、見終わった後に〈次回はもう少し見せ場があるかな〉とモヤッとしてしまうことも」(山下真夏氏)

 スポーツ紙芸能担当デスクはこう話す。

ドラマはもう撮り終わっていますから、残念ながら視聴者のそういった声が反映されるということはないでしょう。ただ、本田翼演じる甘春先生をめぐって、鈴木伸之演じる辻村先生と五十嵐との恋模様が今後、本格的に発展することが予想されますし、これから先はだんだんと五十嵐メインとなっていくのでは? 窪田の腕の見せどころでしょうね」

 窪田といえば、昨年のNHK朝ドラ「エール」で主演。同世代の中でも屈指の演技派だ。

「その窪田さんの主演ドラマとなれば、彼の演技を〈たくさん見たい〉と期待して見続けている視聴者も多いはずです。現時点では〈物足りない〉という感想が出てしまうのは仕方がない。とはいえドラマはまだ中盤ですし、窪田さんも共演者を目立たせるために、あえて抑えた演技をしているようにも思えます。主演なのに〈存在感が薄い〉というのは、むしろ彼の演技力ゆえとも言えそうです」(前出のテレビ誌ライター)

〈物足りない〉から〈満たされた〉に変わる可能性は十分ありそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」