追悼・小原玲さん「フライデー」から動物写真家に転身…日刊ゲンダイに語った“撮る喜び”

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 写真家の小原玲さんが17日、肺がんのため入院先の北海道の病院で亡くなった。享年60。妻は小説家で大学教授の堀田あけみさん。

 小原さんは群馬県立前橋高校から茨城大学に進学。卒業後はフリーランスの報道カメラマンとなり、創刊間もない写真週刊誌「フライデー」(講談社)を舞台に活躍。国内では田中角栄の病床写真や御巣鷹山の日航機墜落事故、ロス疑惑、芸能人の密会スキャンダルなど硬軟自在のスクープを連発。海外では天安門事件や湾岸戦争、ソマリア内戦などを銃弾が飛び交う最前線で取材。天安門事件の写真(下)はLIFE誌の「The Best of LIFE」に選ばれた。

写真集「シマエナガちゃん」がベストセラーに

 その後、旅先のカナダで出会ったアザラシの赤ちゃんに魅了されたのを機に動物写真家に転身。近年は北海道でのみ生息し、雪の妖精とも呼ばれる体長14センチの小さな鳥「シマエナガ」を追いかけた写真集「シマエナガちゃん」(講談社ビーシー)がベストセラーとなった。

 日刊ゲンダイのインタビュー(2017年11月)では「フライデー専属時代から戦場カメラマン、そして動物写真と追いかける被写体は違っても、その都度、好奇心の赴くまま撮り続けてきた。常に好奇心むき出しで被写体に向き合ってきたことが今の僕を支えています。とても幸せです」と語っていた小原さん。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。

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