綾野剛「アバランチ」巧妙フラグで考察好きを取り込み…高まる“シーズン2”の期待

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「僕もチームで悪をこらしめる“ハングマン”が好きだったので、既視感も含めて楽しく見ています。ちょっとネタバレになりますが……」と前置きして、こう続ける。

「序盤を見て〈アバランチのメンバーの誰かが死ぬことになるな〉と思っていたら、6日放送の第8話で田中要さん演じる“ウチさん”が……そのウチさんが第4話で『仲間っていいよな』って話すシーンがあるのですが、その時点で“フラグ”が立っていたんですね。『アバランチ』では他にもたくさんフラグが立っていて、〈やっぱりね〉と思ったりもするんですが、それでもちゃんと毎回ドキドキさせてくれるのは、スタッフや演者さんの力量でしょう」

 第8話では、初回で死んだはずの藤田(駿河太郎)も登場。綾野演じる羽生の先輩であり、木村佳乃(45)演じる山守の婚約者だ。藤田はなぜ生きていたのか? 渡部篤郎(53)が演じるラスボス感満載の大山以上の倒すべき敵はいるのか? 残り2話だ。

「結末やラスボスはある程度、想像していますが、アバランチのメンバーのキャラクターの立て方が良かったから、続編ができそうな終わり方にしてほしいですね。このテイストなら、あと2、3シーズンは見てみたい。そう思うのは、僕が“昭和おじさん”だからでしょうか」と前出の亀井氏は笑う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々