著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

金爆・歌広場淳の「不貞炎上」騒動は告発した女性側にも飛び火した

公開日: 更新日:

 言い訳か、申し開きか、開き直りか、どのように取るかはそれぞれだが、「公式見解」が出されたと考えれば、必要以上によそさまの事情に首を突っ込むのはヤボというもの。しつけや家庭内教育に王道はあっても正解はないのだ。

 一方で、炎上させている側へ俺様価値観をぶつけ、本筋とは関係ないところで騒ぎが拡大したケースもあった。

 ゴールデンボンバー(金爆)の歌広場淳(36)に不貞疑惑が持ち上がったのは、今年11月のこと。歌広場は既婚者で2児がいる身だが、結婚前後に計7人の女性と不適切な関係を持ったと週刊誌が報じるや、ネットでは「ゲス不貞だ」と大炎上となった。

 そのなかの2人に堕胎を強要したことへは、とりわけ批判が集中。ホスト風の見かけに反して、実は真面目で善い人キャラで売ってきただけに、「妻の妊娠中に避妊なし不倫とか最低」「堕胎要求は無責任、相手の身体と命を軽視」「調子コキすぎ」と非難の大合唱となった。

 ところが、歌広場本人ではなく、炎上させているアンチに対する反論の声が徐々に増えていく。「個人同士の問題で(略)関係ない人が騒ぐ問題ではない」などというのは序の口で、「自ら進んで遊ばれるような女も女」「腹いせに世の中にばらしてやるってやり方サイテー」「避妊しなかった責任は女の方にもあるよね」と、告発した女性への攻撃にのせて正論への反駁が始まったのだ。(つづく)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情