二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

寺脇康文の「相棒」復活起用が教えてくれること ドラマ作りとは「温故知新」なのだ

公開日: 更新日:

「相棒」の5代目は、初代を務めた寺脇康文に決定した。秋の放送時には杉下右京・水谷豊は70歳。亀山薫・寺脇は60歳。古希と還暦コンビの相棒となる。なにやら縁起がよさそうだ。

 昨年11月、反町隆史の降板が発表されて以来、ドラマ界の関心事は次なる相棒の名前だった。出演者に関心が向くのはNHKの看板ドラマ「大河」と「朝ドラ」ぐらいで、民放では珍しいケースだが、関心を持たれた背景にはメディアによる報道があった。これもコロナ禍で物議となったある種の“煽り”報道の類いで、芸能の場合は煽ることで関心を増す。

 予想された俳優名とその根拠を改めて見ると、なんとも滑稽でもある。

 例えば福士蒼汰山崎育三郎。「反町と同じ事務所の後輩」というのが理由だった。松坂桃李は「水谷の娘・趣里と同じ事務所だから」などと書かれた。いずれも芸能界の政治的な事情から推測したものだった。その他、ジャニーズタレントから歌舞伎役者まで名前が挙がった。かつての相棒・及川光博成宮寛貴の復活も報じられた。寺脇については「水谷と仲が良くない」と犬猿説で可能性は薄いとされていた。しかし、フタを開けてみれば結果は寺脇。大穴だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大阪市が試算公表…大阪万博会期中やっぱり渋滞発生、原因はカジノ工事と丸かぶりのマヌケ

    大阪市が試算公表…大阪万博会期中やっぱり渋滞発生、原因はカジノ工事と丸かぶりのマヌケ

  2. 2
    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  3. 3
    最悪だった米国キャンプ…持て余す暇、発砲事件、偽札使用の誤解、私だけが見えなかったUFO騒動

    最悪だった米国キャンプ…持て余す暇、発砲事件、偽札使用の誤解、私だけが見えなかったUFO騒動

  4. 4
    「津田沼戦争」を勝ち抜いたヨーカドーが閉店へ…空き店舗のまま“棚ざらし”の恐れも

    「津田沼戦争」を勝ち抜いたヨーカドーが閉店へ…空き店舗のまま“棚ざらし”の恐れも

  5. 5
    岸田首相の政倫審出席は“自爆テロ”で裏目確実 次の展開は森喜朗氏と二階元幹事長の国会招致か

    岸田首相の政倫審出席は“自爆テロ”で裏目確実 次の展開は森喜朗氏と二階元幹事長の国会招致か

  1. 6
    真田広之「SHOGUN 将軍」が世界同時配信…二階堂ふみも驚いた日米撮影現場の“彼我の差”

    真田広之「SHOGUN 将軍」が世界同時配信…二階堂ふみも驚いた日米撮影現場の“彼我の差”

  2. 7
    大阪・関西万博大ピンチ! 「電通」離脱で意思決定機関は専門家不在の“烏合の衆”

    大阪・関西万博大ピンチ! 「電通」離脱で意思決定機関は専門家不在の“烏合の衆”

  3. 8
    広岡達朗GMが「休日を召し上げ」バレンタイン監督は激怒した…95年、内紛勃発の内幕

    広岡達朗GMが「休日を召し上げ」バレンタイン監督は激怒した…95年、内紛勃発の内幕

  4. 9
    岸田首相の政倫審出席は完全墓穴…野田元首相にボコられ「政治資金パーティー」自粛を約束

    岸田首相の政倫審出席は完全墓穴…野田元首相にボコられ「政治資金パーティー」自粛を約束

  5. 10
    SixTONESに一部ファンから退所希望のナゼ  “ツアーチケット定価割れ問題”は事務所のせい?

    SixTONESに一部ファンから退所希望のナゼ “ツアーチケット定価割れ問題”は事務所のせい?