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吉川圭三映像プロデューサー

1957年、東京都生まれ。82年日本テレビ入局。「世界まる見え!テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などを手掛ける。現在、ドワンゴのエグゼクティブプロデューサー、早稲田大学表現工学科講師を務める。著書に「たけし、さんま、所の『すごい』仕事現場」(小学館)、「全力でアナウンサーしています。」(文藝春秋)がある。

“日本一難関”「女子アナ入社試験」の実態…8割が見た目でジャッジ?

公開日: 更新日:

 志望者は次々と自己紹介をし、自己アピールついでに軽く体を動かしてもらったり、中にはマットの上でデングリ返しを何回かやらされる者もいた。それをスタジオカメラであらゆる角度から撮影し、部長以上の管理職がチェックしている。普通に見事にしゃべれる女子大生たちはよほど度胸が据わっているか、お嬢さま過ぎて状況がのみ込めていないような人物だったのであろうか。自己紹介だけで既に緊張のあまり声が震えて、何を言っているのかわからない学生もいた。ここまでが5次。あと少なくとも最終の役員面接まで2~3回の試験が待っている。

 私はその時“日本一難関の入社試験”の試験官の一員だったことに気づかされた。何度もデングリ返しに失敗し、審査員に恥ずかしそうに笑って舌を出し審査員を微笑させたMさんは見事難関をくぐり抜け、翌春にアナウンサーになっていた。私には誰が合格か正直わからなかった。

■“見た目”が8割?

 受験者の中には「絶対に女子アナになれる」と信じ、他業種など眼中になく在京キー局の女子アナ試験一本しか受けていない者もいるという。試験前、彼女たちは入社準備や「プチ整形はどこまで許されるか?」などの情報交換し、エントリーシートはぎっしり書き込み、女子アナやCA受験専用の写真館で撮影し、少しでも目に留まるように努力する。うすうすは気づいているかもしれないが、1次のエントリーシートの8割が“見た目”でジャッジされているであろう現状を知ったら、やはり絶句するだろう。

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