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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

桑子真帆がNHKから独立なら争奪戦だが…多様化する女子アナの“その後”

公開日: 更新日:

 小宮悦子・田丸美寿々・安藤優子・長野智子らが民放各局の“ニュース番組の顔”として活躍していた昭和の頃。女性の社会進出の象徴的な存在がキャスターだった。「知的美女」といわれ、彼女たち見たさにチャンネルを合わせる人もいた。

 次はどんな女性キャスターが現れるかと心待ちにする声もあったが、小宮、田丸が降板。安藤・長野も画面から姿を消した。現在、膳場貴子が土曜夕方のTBS系「報道特集」でキャスターを務めているが、「メインというよりサブ」のイメージが強い。先輩を追うように有働由美子小川彩佳が夜のニュース番組の顔となった。小川は離婚騒動もあり株を落とした。有働は「キャスターらしいスキルを持っている」といわれている。

 フジテレビを退社したカトパンこと加藤綾子も2019年からフジの「Live News イット!」のキャスターに就任。夕方のニュース戦線に名乗りを上げたが、視聴率は低迷している。テレビ関係者は、「フジ時代は美人アナとして人気は高かったが、キャスターのイメージも薄いし、キャラとも合わない。ニュースの現場など経験不足もあり荷が重かった」という。

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