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吉川圭三映像プロデューサー

1957年、東京都生まれ。82年日本テレビ入局。「世界まる見え!テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などを手掛ける。現在、ドワンゴのエグゼクティブプロデューサー、早稲田大学表現工学科講師を務める。著書に「たけし、さんま、所の『すごい』仕事現場」(小学館)、「全力でアナウンサーしています。」(文藝春秋)がある。

“日本一難関”「女子アナ入社試験」の実態…8割が見た目でジャッジ?

公開日: 更新日:

 そうして難関を突破し入社した“女子アナ”の成功、大げさに言えば「天国」とは何だろう?

 それはNHK女性アナウンサー初の理事待遇のエグゼクティブアナウンサーとなった加賀美幸子さんのように古典の朗読からタモリさんとの共演などさまざまな華々しい分野で仕事を全うすることだろうか。一方、大リーガーや著名スポーツ選手らと結婚することなのか。富裕層の御曹司や一流ベンチャー企業の経営者らと結婚するケースも“天国”なのかもしれない。

 出身大学にもどうした訳か一定の基準がある。早稲田・慶応・青学・上智・立教・日本女子大・東京女子大・聖心女子大・同志社大・立命館大・国立大学などを卒業し、在学中にミスコンなどに入選していたこともアドバンテージになると考えられている。大半は大学入学進学時に学力を要する大学が多いので、志望者には“努力家や勉強家”が多い。もちろん、中学生の頃から女子アナに憧れ、ネットで調べて受験大学を決める戦略的な中高生もいるとも聞く。

 そんな難関を超え、晴れて女子アナになり、仕事やパートナーに恵まれる女子アナもいるが、実はささいなスキャンダルやテレビ局内の人事でアナウンサーを外され、他の部署に異動するアナウンサーも案外多いのだ。 (つづく)

【連載】元アナウンス部部長が見た「女子アナの真実」

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