Netflix実写版「幽☆遊☆白書」に非難囂々…蔵馬役の志尊淳にのしかかる重圧と成功の条件

公開日: 更新日:

「成功しやすい実写作品は、原作のベースに『人間ドラマ』があること。それと、製作者に『原作を完全再現する心意気が見えるか?』という点です。例えば映画が酷評された『ジョジョの奇妙な冒険』は、スタンドというキャラを用いて戦うのですが、それがチープなCGになっていたり、登場人物が2次元的な衣装というのもあり、コスプレ感が強くて没入できないという声もありました。しかし、『本当に歴史の片隅で起こっていたんじゃないか?』と思わせる人間同士の戦いや関わりをベースにした話を、しっかりと製作費をかけて、細かいところまで完全再現することができている作品は、原作ファンにもちゃんと評価をされています」(映画関係者)

 今回の「幽☆遊☆白書」は異能力、超能力的要素をベースにした話だし、キャラも2次元らしい風貌をしている。単純に表現したり、再現する難易度が高い。それがそのまま実写化のハードルの高さとなり、ファンの不安につながっていると言える。

 ファンの期待を一身に背負う志尊淳に重圧がのしかかるのは間違いない。


「蔵馬は特に漫画史的にも圧倒的な美男子設定ですし、志尊さんは『2~3年かけて試行錯誤した』と言っていますが、そこまで試行錯誤しないといけないなら、やはり向いていないのでは……とファンが不安を募らせるのも無理はありません」(アニメ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」