大河「鎌倉殿の13人」浮上のカギは小栗旬の変貌にあり どこまで“ダークサイド”に落ちる?

公開日: 更新日:

 小栗旬(39)主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は好調……とはとても言い難い。

 7月31日放送の第29話の平均世帯視聴率は11.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

「初回が17.3%、このところ12%台で推移していただけに、パッとしない数字です。大泉洋さんが演じた源頼朝が亡くなるまでの“前半”がドラマチックな展開だったせいか、内輪の権力争いが続く“後半”はチト地味に感じる視聴者が多いのかもしれません」(ドラマ制作会社関係者)

 もっとも脚本を手がける三谷幸喜氏といえば、会話の妙で視聴者を引き込む群像劇を描かせたら天下一品。むしろ後半こそ真骨頂を示すもののはずなのだが……。

■1979年の大河ドラマ「草燃える」では松平健

 あるベテランのドラマプロデューサーは「かつての『草燃える』を見ても、終盤に向けて数字は盛り返すと思いますよ」と話す。「草燃える」は1979年に放送されたNHK大河ドラマ。「鎌倉殿の13人」と同じ時代を描いている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する